「馬場さくらサロン」は平成20年にスタートした地域のサロンです。立ち上げの中心者だった浅見さんが当時民生委員だった際、「一人暮らしのお年寄りの方が通えるお茶のみの場所を作りたい」という思いから、サロンがスタートしました。はじめは月一回午後のひと時お茶をみんなで飲む場所として始まりましたが、ある時、食事も一緒に食べたいというご要望から、隔月でお昼ごはんを出すようになりました。これが大盛況で、参加が少なかった男性も徐々に増えていきました。2年前からは、毎月おお昼ごはんを提供するようになり、ますます大盛況。現在は毎回50名以上の参加者が集まる、大規模なサロンとなりました。
現在は、第3金曜日の12時から14時30分ころまで開催しています。お昼ごはんは地元のボランティアさんが作り、おいしいごはんを食べたあとは、音楽の発表会や勉強会などを開催しています。
代表の浅見さんにインタビューしました。「食材は皆さんからの寄付でほとんど賄っています。ここまで来るにはいろいろなことがあったけれど、お休みなく来ていただけるのがうれしい」とのこと。現在の課題は、との問いには「ここまで来る“あし”の問題。参加条件としては、ここまで自力で来れる方、もしくはご家族に送ってもらえる方。送迎も考えたけれど、何かあったときに対応が難しい。だんだん歳も重ねていくため、やはり移動手段は課題です。」とのこと。大磯町全体の課題もここで垣間見られました。
どの参加者さんも「ここに来ることが楽しみ」と、本日の献立である海苔巻きや豚汁を召し上がりながらお話されていました。また、食事を主に作る女性ボランティアさん、会場の設営を主に行う男性ボランティアさんも、とてもいきいき活動されていました。 「馬場さくらサロン」は通う方も、お迎えする方も共に笑顔になれる馬場地区の集いの場でした。
馬場憩の家
毎月第3金曜日
12:00~14:30
約50名(男女の比率は男性3割、女性7割) ※馬場地区の方が多いです。ご自身で来られる方。
食事代として300円 (12月は500円)
募集中。ご自身で来られる方。ご希望の方は事前にご連絡ください。